あんこで街を元気にする「あんこもん」プロジェクト。9月に実施した期間限定のテスト営業で検証した結果を元に、2023年春の開業に向け、みんなで準備していきます。
まずは、映像をご覧ください。
この日は、中央公民館の調理実習室をお借りして実施。まちなかに、こういうスペースが借りられるのは大変助かります!今回は、10名の方が参加してくれました!手洗い、マスク、衣装を整え、試作スタートです。
今回は、実際の商品の形でバランスや食感を試します。「おはぎ」「あんぱん」「ぜんざい」の3チームに分かれて、試作スタート。
1)おはぎ「具アレンジ
試作のために、3種の具を準備。桜ごはんは、前回塩抜きが足りなかったので塩味を抑え気味に。しそごはんは、ゆかりではなく生のシソでチャレンジ。前回しつこかったバターごはんは、バターを入れてから炊く方法に。そして、参加者の方に持参いただいた「ゆず茶(ゆずジャム)」を入れた、ゆずごはんも準備しました。
テスト営業依頼、久々におはぎを握ります!あんこもんのおはぎは、まんまる球状に。
それぞれのごはんを、つぶとこしで包んで準備完了。
断面も微妙に違います。左から、桜、ゆず、バター、しそ。どれも、捨てがたい。
2)パン+あん+乳
まずは、パンの切り方から。食べやすさを考えたら、あんこを挟めるものがよい。しかも、たっぷりと。
「たし」となる乳製品は、各種取り揃えた。脇役として、いい味を出すのはどれか?
こちらは、バケットに切り目を入れて挟む方法。あんが足りないか・・・
丸いパンに、詰められるだけ詰め込んでみて、マリトッツオ風に。圧倒的なあんこ感。
3)ぜんざい餅食感比較
前回好評だった、もちきび。水ときびを容量1:1で炊いたもの。
半殺し(半分潰す)のものも作ってみた。
ぜんざいは、こしあんとつぶあんをベースに、少し水で伸ばして良い加減に。
そのまま/半殺し、つぶ/こし、それぞれの組み合わせを試してみる。一番右は、お世話になっている深澤製餡所さんからいただいた栗きんとんをトッピングしてみたもの。
4)試食
お待たせしました!どれどれ〜
今回ご持参いただいた「ゆずごはん」が好評。強めの味付けの方がわかりやすい。一方、塩味を調整した桜ごはんとしそごはんは、パンチが足りなく、あんこに負けてしまう結果に。ちょっと味が濃すぎか?という位があんことのバランスが良さそう。どれかに決めるというよりは、季節ごとのバリエーションができたら楽しそうというご意見でした。
お次は、あんぱん。当初、あんバターを想定していましたが、我らあんこもんは、あんこが主役でないとダメなんです。なので、バターは控えめにして「あんぱん」にした方が良いというご意見。見た目にも、あんこの量的にも丸いパンが高評価でしたが、サイズが大きすぎるのが課題。パン屋さん協力してもらって、おはぎ位の大きさのパンができると最高です!
ぜんざいは、圧倒的に潰さない方が良い。もちきびのつぶつぶ食感と滑らかなこしあんの組み合わせが高評価。
あんこ好き親子は、いつも参加者を和ませてくれます。
3種とも、だんだん方向性が決まってきました。ここから、商品化にむけて、分量やバランスなどの細かい検討に入ります。5月末開業に向け、仕上げ作業に入っていきます!